山本議員“手紙”行動で緊急理事会 対応を協議[2013/11/01 00:05]

 秋の園遊会で山本太郎参議院議員が天皇陛下に直接、手紙を渡した問題で、参議院の議院運営委員会は1日、緊急理事会を開いて対応を協議します。

 山本議員は、福島第一原発事故に関連して、子どもの健康被害や原発作業員が劣悪な労働環境で働いていることなどをしたためた手紙を直接、手渡しました。
 山本太郎参院議員:「常識的に、陛下に対してお渡しするのは失礼にあたるかもしれない。この現状を知って頂きたいという自分の気持ちが勝ってしまった」「(Q.天皇の政治利用にあたる認識はあったか?)どのようにレッテルを貼って頂いても結構です」
 山本議員の行動に対し、菅官房長官は「常識的な線引きはあるだろう」と苦言を呈しました。皇室の政治利用にあたるという指摘もあり、参議院議運委員会は1日、緊急理事会で対応を協議します。

朝日新聞社撮影

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