原発輸出が可能に 原子力協定が参院本会議で承認[2014/04/18 11:58]

 日本の原子力技術をトルコとUAE=アラブ首長国連邦に輸出できるようにする原子力協定が18日午前、参議院本会議で承認されました。

 原子力協定は、自民・公明・民主などの賛成多数で承認されました。福島第一原発の事故以降に署名された原子力協定が承認されたのは初めてとなります。原発輸出は安倍政権の成長戦略の一環で、トルコとはすでに合意しています。
 一方、衆議院で造反者が出た民主党は、参議院でも福島県選出の増子輝彦議員が造反し、採決を棄権しました。民主党執行部は衆議院で造反した議員を役職停止の処分にしていて、参議院での造反に対しても何らかの処分を検討しています。

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