「青酸化合物をカプセルで夫に」筧千佐子容疑者供述[2015/01/30 11:54]

 青酸化合物による連続不審死事件で、筧千佐子容疑者(68)が「青酸化合物をカプセルに入れて夫に飲ませた」という趣旨の供述をしていることが分かりました。

 筧容疑者は2012年、大阪で内縁関係の本田正徳さん(当時71)に青酸化合物を飲ませて殺害した疑いで再逮捕され、30日朝に送検されました。筧容疑者は京都でも、夫の勇夫さん(当時75)を同様の手口で殺害した罪ですでに起訴されています。捜査関係者への取材で、筧容疑者は、勇夫さん殺害に関連して「青酸化合物をカプセルに入れて飲ませた」などと供述していることが新たに分かりました。「青酸化合物は、最初の夫と印刷会社を営んでいた際、出入り業者から入手した」という趣旨の話をしているということです。筧容疑者の関係先からは、空のカプセルが見つかっていますが、供述にあいまいな部分もあり、警察は慎重に裏付け捜査を進めています。

こちらも読まれています