社民・福島氏の「戦争法案」発言 そのまま会議録に[2015/04/29 00:28]

 社民党の福島副党首が、与党が整備を進める安全保障関連法案を「戦争法案」と発言し、自民党が会議録での修正を求めていた問題で、そのままの表現で記録されることが決まりました。

 社民党・福島副党首:「私に直接、説明はありませんでしたので、なぜ不適切と思い、削除、そして、修正要求をし、今の段階でなぜその削除要求を取り下げるのか理由を聞きたいと思います」
 社民党の福島副党首は今月1日の参議院予算委員会で、安全保障関連法案を「戦争法案」と述べ、自民党が発言の修正を要求していました。しかし、「表現の自由だ」とする福島副党首との間で議論が折り合わず、会議録全体が公開されない状況が続いてきました。岸予算委員長は28日、「戦争法案」との表現をそのまま残したうえで会議録に載せると判断し、各党に通知しました。

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