東証株価急落、一時670円超 原油安の影響が波及[2016/02/03 11:56]

 原油先物価格の下落を受けて、東京株式市場の平均株価は一時、670円を超える値下がりとなりました。

 東京市場では、取引開始直後から幅広い業種で売り注文が殺到し、日経平均株価は一時、670円を超える大幅な値下がりとなりました。午前の終値は2日に比べ、556円51銭安い1万7194円17銭でした。2日のニューヨーク市場で原油先物価格が1バレル=30ドルを再び割り込み、ダウ平均株価が大幅に下落した流れを引き継ぎました。為替が1ドル=119円台半ばと円高・ドル安に動いていることから、鉄鋼や自動車などの株が売られる展開となっています。また、長期金利は0.045%まで低下し、過去最低を更新しています。

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