イソジン類似製品 販売差し止め求め仮処分申し立て[2016/02/26 19:47]

 うがい薬「イソジン」の販売を巡り、製薬会社「ムンディファーマ」は明治側に対し、イソジンに類似した製品の販売差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てました。

 イソジンを開発したムンディファーマと明治グループとの契約は3月に終了し、4月から塩野義製薬の子会社に販売の権利が移ります。明治は版権を持つ「カバくん」のキャラクターを使って4月から別のうがい薬を販売する予定ですが、ムンディファーマに対してカバくんに似たキャラクターデザインの使用差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てていました。ムンディファーマは「明治と話し合いで解決したかったが、受け入れられなかった。明治の新しいパッケージはイソジンと誤解されるものだ」として申し立てを行ったとしています。明治は「ムンディ社の申し立てに理由はないと考えています。当社の主張の正当性を明らかにしていく予定です」とコメントしています。

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