“年間3500万円”がん治療薬に価格の引き下げ求める[2016/10/04 17:21]

 超高額のがん治療薬の薬価を引き下げるよう求めます。

 財務省は来年度予算を検討する審議会で、がん治療薬「オプジーボ」の薬価引き下げを厚生労働省に求めることにしました。オプジーボは現在、一人あたり年間約3500万円と高額な費用がかかります。財務省は、使用する患者も当初の想定より大幅に増えていて、2018年度予定の薬価改定を待たずに臨時で価格引き下げを求める方針です。また、医療費の自己負担額に上限を設ける高額療養費制度について、70歳以上の負担上限を現役世代並みに引き上げるよう要請することにしています。

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