辺野古工事いよいよ 「荒っぽい進め方」へ知事警戒[2017/02/01 11:52]

 アメリカ軍普天間基地の辺野古への移設について、政府が来週初めにも埋め立てに向けた護岸工事の準備作業を始めることが分かりました。

 護岸工事には、周辺に汚濁が広がるのを防ぐ膜を海中に張るためにコンクリートブロックを海に沈めます。政府は週明けにも、1個10トン以上あるブロックを200個以上、海底に沈める予定です。普天間基地の移設工事は、去年3月の政府と沖縄県の和解で作業が中断していました。今回の準備作業が始まることで、移設工事は本格的な埋め立てに向けた新たな段階に入ります。
 翁長沖縄県知事:「(政府は)これからも荒っぽい工事の進め方をするのでしょうが、県としては県の権限をしっかりと公正に客観的に判断し、工事を1つずつチェックをしていく」

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