鹿児島のウイスキーが世界的コンテストで最高賞受賞[2017/03/31 15:00]

　イギリスで開かれた世界的なウイスキーのコンテストで、鹿児島県の酒造会社が最高賞を受賞しました。

　イギリスのウイスキー専門誌が主催するコンテスト「アイコンズ・オブ・ウイスキー」で、鹿児島県の本坊酒造が中小規模のメーカーを対象とした部門で世界最高賞に選ばれました。本坊酒造は1985年から長野県の蒸留所でウイスキーを製造し、世界各地に輸出しているほか、去年11月から新たに鹿児島県でも製造を始めるなど、独創的な取り組みが評価された形です。
　本坊酒造・本坊和人社長：「小さいながらもくじけずにずっとやってきたことが報われた。これからのウイスキー造りの力になる」
　本坊酒造は2013年にもウイスキーの世界最高賞を受賞していて、日本のウイスキーは近年、国際的にも高い評価を受けています。
　試飲した人：「日本のウイスキーは今やよく知られていて、もっと多く売れるようになると思う」「日本には熟練した技がたくさんあって、技術革新が素晴らしい」
　このほか、2つの部門でも日本の関係者が最高賞を受賞しました。