米ロ外相電話会談 ロシアが米国のシリア攻撃を非難[2017/04/09 11:52]

 ロシアのラブロフ外相とアメリカのティラーソン国務長官が電話で会談しました。アメリカのシリアへの攻撃後、初めての会談で、ロシア側は攻撃を強く非難しました。

 ロシアのタス通信によりますと、8日の電話会談で、ラブロフ外相は今回のアメリカの攻撃について、「過激派を利するだけで地域の安全を脅かすことになる」と批判しました。また、アメリカがシリア攻撃の根拠として主張しているアサド政権軍による化学兵器の使用についても、「事実無根」だという認識を伝えたということです。アメリカ側は、会談内容について発表していません。一方、アメリカのトランプ大統領は、ツイッターに「アメリカ、そして世界を代表してシリアへの攻撃で素晴らしい働きをした我々の偉大な軍人たちに祝いの言葉を贈る」と書き込み、アメリカ軍を称賛しました。

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