民進「希望」への合流巡り…地方組織から不安の声[2017/10/01 06:20]

 民進党は全国幹事長会議を開き、希望の党に合流する方針について前原代表が地方組織の幹部らに理解を求めました。

 民進党・前原代表:「私の責任としては、一刻も早く皆さん方の不安を解消するために公認候補を発表する手順を取らなければいけない、ということについては十二分に理解をしています」
 会議は約4時間に及び、出席者からは「希望の党に主導権を握られているのではないか」「無所属で立候補する人の扱いはどうするのか」といった不安の声が相次ぎました。希望の党のなかから「候補者を選別する」との発言が出ていることについて、前原代表は小池代表に抗議したことを明らかにしました。また、「一両日中には方向性を示したい」と述べていて、2日にも希望の党の第1次公認候補が発表される見通しです。ただ、希望の党の公認から漏れる候補者が相次いだ場合に備え、民進党の内部では民進党が公認する形で立候補を認めるという救済策の検討が始まりました。

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