北朝鮮との対話模索も「関心示さず」 米国務長官[2017/10/01 11:53]

 アメリカのティラーソン国務長官は、北朝鮮との対話を模索していると明らかにしました。今のところ、北朝鮮は非核化に向けた対話に関心を示していないということです。

 アメリカメディアによりますと、中国を訪問しているティラーソン長官は記者団に対して「北朝鮮に『対話をしたいか』と尋ねている。平壌との意思疎通のルートを持っている」と話したということです。核・ミサイル問題を巡ってトランプ政権が北朝鮮との直接的な接触を認めるのは初めてで、ティラーソン長官は独自の外交ルートが3つあるとしています。これに関連して国務省のナウアート報道官は、アメリカは北朝鮮に対して「金正恩委員長体制の転換を進めることに興味がない」と伝えたものの、今のところ、「北朝鮮が非核化に向けた対話の準備をしているような兆しはない」と明らかにしました。

こちらも読まれています