ウチの「デゴイチ」本物です!無料でお譲りします[2017/10/08 19:05]

 自宅にある蒸気機関車を文化財として残してほしい、千葉県に住む男性が引き取り先を探しています。

 千葉県白井市の山崎正夫さん宅に鎮座しているのは、本物の蒸気機関車「D51」通称「デゴイチ」です。1944年に作られたこのデゴイチは、旧国鉄で東北や北海道を中心に走った後、1976年に現役を退きました。その後、SLファンだった山崎さんの亡くなった義理の父が当時、約2500万円を掛けて自宅に運び込み、設置したということです。
 山崎正夫さん:「ここに置いておいたのでは、文化遺産でもあるデゴイチが劣化・腐食していくのが忍びない。できれば第三セクターとかで走って、お客さんを乗せてというのが私の一番の望み」
 設置後にはホームや屋根も取り付けられ、見物に訪れる人もいるということです。しかし、さびを防ぐための塗り直しなどの維持費が掛かり、山崎さんは「運び出して更地にする費用を負担してくれるなら無料で譲りたい」と話しています。

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