“北”のミサイルを目撃か 日本上空で香港機乗務員[2017/12/05 11:48]

 北朝鮮が先週、発射したミサイルとみられる物体を旅客機の乗務員が目撃していたと香港の航空会社が明らかにしました。旅客機はアメリカのサンフランシスコを出発し、香港へ向かっていました。太平洋の上空を飛行中だった先月29日午前3時18分ごろ、北朝鮮はミサイルを発射します。そして、大気圏に再突入したとみられる時間に乗務員が物体を目撃したということです。

 香港を拠点にしているキャセイパシフィック航空によりますと、先月29日未明、サンフランシスコから香港に向かっていた893便が日本上空を飛行中に乗務員が大気圏に再突入したミサイルとみられる物体を目撃し、日本の航空管制当局に報告したということです。ただ、飛行機からは「かなり離れたところでの出来事」で、飛行への影響などはありませんでした。キャセイパシフィック航空は「現在の飛行ルートを変える予定はない」としましたが、今後も警戒を続けていくと話しています。

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