パリ・セーヌ川が増水 ルーブル美術館も一部閉鎖[2018/01/28 06:26]

 フランス・パリのセーヌ川が長雨の影響で増水し、ルーブル美術館が一部を閉鎖するなどの影響が出ています。

 セーヌ川の流域では、去年12月から断続的に続く長雨の影響で徐々に水位が増していて、パリ中心部でも川岸の遊歩道や遊覧船の乗り場などが水につかっている状態です。この増水の影響で、地下鉄の一部路線が運転を休止しているほか、川のすぐ近くにあるルーブル美術館では予防措置として地下の展示室を閉鎖しています。パリ中心部では市民生活に大きな影響は出ていませんが、郊外の街では一部、住民が避難しています。水位上昇のピークは28日夜とみられますが、大きな被害にはつながらないとみられています。

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