蓮舫氏「待機児童」で論戦 共産は“森友”追及[2018/02/01 11:51]

 参議院予算委員会は2日目を迎え、立憲民主党に移って初めて質問に立った蓮舫参院議員は待機児童問題で安倍総理大臣を追及しました。

 (政治部・原慎太郎記者報告)
 蓮舫議員は、安倍政権が進めている幼児教育の無償化よりも保育士の処遇改善を優先するよう求めました。
 立憲民主党・蓮舫参院議員:「3000円の保育士の待遇改善は知っていますが、足りないと言っているんです。それよりなぜ、3歳から5歳児幼児教育無償化を優先するんですか」
 安倍総理大臣:「優先をしているわけではございません。保育人材に対して月額3万円相当の改善を行い、さらに、加えて技能経験に応じた月額最大4万円の処遇改善を行っている」
 また、共産党は森友学園を巡る問題を追及しました。会計検査院から提出を求められていた法律相談文書を財務省が意図的に隠蔽したのではないかとただしました。これに対し、太田理財局長は「検査の過程で気付くことができなかった」と説明し、開示した5件の文書以外にも同様の文書があり、現在、確認作業をしていることを明かしました。補正予算案は1日午後には本会議で成立する見込みです。

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