安倍総理が韓国へ 圧力重視で文大統領に釘させるか[2018/02/09 11:51]

 安倍総理大臣は平昌(ピョンチャン)オリンピックの開会式に出席するため、9日午前に出発しました。午後には日韓首脳会談を行います。

 安倍総理は文在寅(ムン・ジェイン)大統領に直接、対北朝鮮での日米韓3カ国の連携の重要性を訴えます。
 安倍総理大臣:「北朝鮮の脅威に対して、日米韓の協力は、協力関係は揺るぎないということを世界に発信するような首脳会談にしたい」
 圧力を重視する安倍総理には、北朝鮮との融和姿勢に傾く韓国に釘を刺したいという思いがあります。アメリカのペンス副大統領と確認した「北朝鮮に対し、圧力を最大限まで高めていく」という方針を文大統領とも直接、確認して「日米韓3カ国の強固な連携は揺るがない」と北朝鮮に示したい考えです。また、慰安婦問題を巡る日韓合意についても直接、合意の着実な履行を求めます。安倍総理としては世論の反発もあるなかで開会式出席を決断しただけに、北朝鮮問題でも日韓合意でも文大統領に強い態度で臨みたい考えです。

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