小野寺大臣「過去の反省」 北朝鮮の融和姿勢を牽制[2018/02/11 10:01]

 北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)氏が韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に訪朝して金正恩委員長に会うよう求めたことに対し、小野寺防衛大臣は「過去北朝鮮の融和的な政策に乗ってしまった反省がある」と牽制(けんせい)しました。

 小野寺防衛大臣:「過去、日本も韓国も北朝鮮のある時には融和的な政策等にある面で乗ってしまって、結果として北朝鮮がその間、核ミサイル開発を継続し、今に至っている。この反省は当然、韓国も日本もアメリカも十分認識していると思います。そういう意味で韓国政府もしっかりした対応をされると思います」
 そのうえで、小野寺大臣は「国際社会の前提は北朝鮮が核・ミサイル開発で基本的な政策を変更することだ」と北朝鮮の融和姿勢を牽制しました。さらに、パラリンピック閉幕後に、予定通り米韓軍事合同演習を行って圧力を高める必要性についても強調しました。

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