安倍総理 森友文書改ざん問題を陳謝 自民党大会[2018/03/25 11:51]

 自民党は25日、党大会を開き、総裁を務める安倍総理大臣は森友学園を巡る文書改ざん問題について陳謝しました。

 (政治部・小池直子記者報告)
 今年9月の自民党総裁選を控え、内閣支持率が急落した安倍総理はあいさつの冒頭から森友問題への陳謝を迫られました。
 安倍総理大臣:「行政全般の最終的な責任は内閣総理大臣であるこの私にあります。改めて国民の皆様に深くおわびを申し上げる次第です」
 そのうえで、安倍総理は「組織を根本から立て直す」と述べ、二度とこうした問題が起こらないよう徹底的に調査して全容解明する考えを強調しました。一方、憲法改正については、9条について「自衛隊を明記し、意見論争に終止符を打とうではありませんか」と強い意欲を示しました。安倍総理としては、去年の総裁選挙で圧勝した勢いで憲法改正の機運を高めたい狙いでしたが、文書改ざん問題を受け、まずは信頼回復を最優先にしたい考えです。

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