自工会の豊田会長 若者に車の魅力アピールを決意[2018/05/18 23:40]

 日本自動車工業会の会長に就任したトヨタ自動車の豊田章男社長は、自動車の魅力を自ら発信していくと決意を語りました。

 日本自動車工業会が2017年度に行った調査では、10代から20代のうち「車を購入したくない」と答えた人が5割を超えています。車に関心がない人たちに対して、豊田会長は「まずは車の楽しさ、車の必要性、車がやるべきミッションをよく分かった私が車を好きだということを隠さずに全面的に出していく」と述べ、自ら先頭に立って車の魅力をアピールする決意を語りました。さらに、国内市場の活性化のために自動車メーカーには「魅力ある商品づくり」が求められるとしつつ、税金を減らすなど車を保有するコストを下げることも必要との見方を示しました。また、自動車産業が今後も日本の発展をリードするには「チャレンジしていこう、変化していこうという気持ちを後押しする必要性がある」と述べました。

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