「森友学園」との交渉記録 財務省が一部を再調査へ[2018/05/26 19:04]

 学校法人「森友学園」との交渉記録を巡って、財務省は、対応の変化のきっかけになったとみられる2014年4月28日の交渉に関する資料の有無について再調査する方針を示しました。

 太田理財局長:「(4月28日の資料は)関心を持たれる部分と我々も重々承知をしていて、なんとしても探し出そうと作業したうえで現時点の状況になっている。ものそのものを探すことと、ものそのものを本当に作ったのかどうか、そういうことも含めて調査をする」
 23日に財務省が国会に提出した資料には、森友学園側が安倍昭恵総理夫人の写真を近畿財務局に見せた2014年4月28日の記録がありませんでした。この日を境に財務省の対応が変わったとみられていて、野党側は「記録がないことは不自然だ」と批判しましたが、麻生大臣は25日の会見で、「不思議に思わなかった」と述べ、再調査について否定的な姿勢を見せていました。

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