“逆走”台風　未明に上陸　西日本豪雨被災地を直撃[2018/07/29 10:55]

　台風12号は29日未明に三重県に上陸し、西日本豪雨の被災地を直撃しています。大雨や暴風による二次災害に厳重な警戒が必要です。

　台風12号は午前1時ごろ、三重県伊勢市付近に上陸しました。午前10時現在、広島県内を西に進んでいます。次第に速度を落としながら進むため、西日本では台風による影響が長時間、続く恐れがあります。大雨の範囲は台風の進路に伴って西日本の広い範囲に広がり、30日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。現在、台風は西日本豪雨で大きな被害が出た地域を横断していて、新たな災害や被害の拡大が懸念されます。土砂災害、低い土地での浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒して下さい。