障害者雇用“水増し”国でも…加藤大臣「誠に遺憾」[2018/08/28 11:47]

 中央省庁が障害者として水増ししていた職員の数は3400人を超えていました。

 加藤勝信厚労大臣:「率先して障害者を雇用すべき立場にありながら、こうした事態となったことは誠に遺憾であります。また、障害者雇用政策を推進する立場としても深くおわびを申し上げます」
 厚生労働省は去年、33の国の行政機関で障害者として雇用していた約6900人のうち、27の省庁などで3460人が障害者手帳などを持たないなど不適切に算入されていたと公表しました。水増しが最も多いのは国税庁で1022人、続いて国土交通省が603人、法務省が539人でした。中央省庁全体での実質の雇用率は1.19%で、当時、法律で定められた2.3%を下回っていました。政府は今後、こうした事態がなぜ起きたのか検証して再発の防止を徹底するとしています。

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