陛下にとっては最後の親授式 文化勲章5人に手渡し[2018/11/03 17:38]

 文化の日の3日、皇居では天皇陛下にとって最後となる文化勲章の親授式が行われ、作曲家の一柳慧さん(85)らに勲章が授与されました。

 親授式は午前10時半から宮殿の松の間で行われ、作曲家の一柳さんら5人に天皇陛下が勲章を手渡されました。受章者を代表して、東大名誉教授で法学者の金子宏さん(87)が「この栄誉にふさわしい研鑽(けんさん)と精進を続ける所存です」とあいさつをすると、陛下は「くれぐれも体を大切にされ、今後ともそれぞれの分野の発展のために尽くされるよう願っております」と述べられました。
 劇作家・山崎正和さん(84):「陛下手ずから勲章を頂いて、平成最後の文化勲章を頂いたのだという実感が強く湧きました」
 来年4月の退位を控え、陛下にとって最後の文化勲章親授式となりました。

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