両陛下が外国人労働者ら激励 語学支援の現場視察[2018/11/28 23:32]

 私的な旅行として静岡県を訪れていた天皇皇后両陛下が日本語を学ぶ外国人労働者を励まされました。

 両陛下は28日午前、静岡県浜松市の外国人学習支援センターを訪問されました。自動車産業などが盛んで工場を多く抱える浜松市は外国人労働者が多く、市は日本人との相互理解を深めるため、互いの言語を学ぶ取り組みに力を入れています。皇后さまは、日本語を学ぶブラジル人に「2つの国がお互いに幸せに暮らしていけるよう」「2つを結ぶものになって下さい」と話されました。また、外国人支援のために日本人がポルトガル語を学ぶ教室では、受講生のテーブルを回って「日本での滞在が楽しいものになるかは言葉が大事ですからね」「よろしくお願いします」と陛下が声を掛けられていました。両陛下は夕方、皇居に戻られました。

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