神奈川・小田原でサイバー犯罪対策シンポジウム[2019/03/17 07:06]

 神奈川県小田原市で子どもたちをサイバー犯罪の被害者や加害者にならないように対策を考えるシンポジウムが開かれました。

 神奈川県警サイバー犯罪対策課・鈴木雅己課長:「サイバー空間が県民の日常生活の一部となるなかで、情報技術を悪用した犯罪は誰もが巻き込まれる恐れのある身近な犯罪となってきている」
 小田原市の市民会館で開かれたサイバー犯罪防止のシンポジウムでは、子どもたちがサイバー犯罪に巻き込まれないために何が必要かのディスカッションが専門家や学生らによって行われました。なかでは、先生や親が動画投稿などの怖さを実際にはきちんと把握していないことや大人よりも子どもの方が新しいアプリなどに適応性が高く、指導や教育をするうえでは大人の方が勉強が必要ということなどが話し合われました。SNSを含むコミュニティーサイトで事件に巻き込まれた被害児童はおととし、県内だけで190人に上り、神奈川県警は今後も県内全域でシンポジウムを行っていく予定です。

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