原発事故で避難の大熊町 新庁舎で8年ぶり役場戻る[2019/04/14 11:52]

 東京電力福島第一原発の事故で全町避難が続いていた福島県大熊町では、8年ぶりに役場が新しくなって地元に戻りました。14日に開庁式が行われました。

 大熊町は原発事故で全町避難が続いていましたが、10日に原発が立地する町で初めて一部の地区の避難指示が解除されました。
 渡辺利綱大熊町長:「(新庁舎は)町再生のまさに最前線基地であり、復興を必ずや実現するという私たちの期待の象徴でもあります」
 開庁式には避難先から戻ってきた町民ら約120人が参加しました。新庁舎は来月7日から業務を始めます。

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