金委員長がロケット砲発射を視察 朝鮮中央テレビ[2019/05/05 11:46]

 北朝鮮メディアは、金正恩委員長がロケット砲などの訓練を視察したと報じました。軍事専門家からは、一部が短距離弾道ミサイルの可能性があるという見方も出ています。

 朝鮮中央テレビは5日朝、大きな炎とともに発射される「飛翔(ひしょう)体」や訓練を視察する金委員長の様子を伝えました。訓練は「通常の戦闘動員準備を整える」ことを目的に大口径長距離ロケット砲や戦術誘導兵器が使用されたとしていて、「ミサイル」という表現はありません。軍事の専門家は、発射された「飛翔体」には短距離の弾道ミサイルが含まれると分析しています。
 東京大学先端科学技術研究センター・小泉悠特任助教:「去年の革命70周年記念のパレードに出てきた短距離弾道ミサイルだと思います。4月に金正恩委員長が新型戦術誘導兵器を視察したという発表がありましたので、恐らくその時、視察したのがこのミサイルだったのではないかと思います」

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