米国、今年2月に臨界前核実験 1年半ぶり2回目[2019/05/26 13:03]

 アメリカ・ネバダ州で今年2月、約1年半ぶりに核爆発を伴わない臨界前の核実験が行われていたことが分かりました。

 カリフォルニア州にある核研究機関のローレンス・リバモア国立研究所によりますと、「エディザ」と名付けられた臨界前の核実験が、2月13日にネバダ州の砂漠の地下で実施されました。少量のプルトニウムを使う同じような臨界前の核実験は、トランプ政権では2017年12月以来、2回目になります。保有している核弾頭の安全性を向上させるための実験だとしています。トランプ政権は2018年2月に発表した核戦略の指針で、核兵器による抑止力を強化する方針を打ち出しています。

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