G20を前に中国が米批判「世界経済に大きな脅威」[2019/06/24 23:32]

 大阪のG20に合わせて行われる予定の米中首脳会談を前に、中国政府は「世界経済への脅威」だとしてアメリカの追加関税措置などを批判しました。

 王受文商務次官:「個別の国が一国主義、保護主義を行い、貿易パートナーに自分勝手な追加関税をかけ、国際的な貿易投資と世界経済の成長に大きな脅威となった」
 王次官は、G20について「保護主義への反対で一致することを期待する」と述べてアメリカとの対決姿勢を鮮明にしました。また、アメリカとの協議では「歩み寄り」が必要で、「歩み寄りとは双方とも譲歩することで、一方だけが譲ることではない」と強調しました。中国はG20の期間中にロシア、インドの3カ国で首脳会談を行う予定です。

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