日産が株主総会 ゴーン事件後“新体制”への承認は[2019/06/25 12:02]

 日産自動車は前会長、カルロス・ゴーン被告の事件を受け、新体制への承認を求めて株主総会を開いています。

 (経済部・朝日健一記者報告)
 株主総会は4月の臨時総会に続き、今回も謝罪から始まりました。
 日産自動車・西川廣人社長:「元会長らによる重大な不正事案について大変なご心配を掛けた。会社を代表して深くおわび申し上げたい」
 総会では不正の再発防止に向け、経営に対する監督機能を分離することが提案されました。ただ、株主からは西川社長に対して事件に関する責任や純利益を57%減らし、株価も下げた業績悪化の責任を問う声も上がりました。
 日産の株主:「なぜ、内部統制できなかったのか。西川社長は当然、やめるべき」「処理に追われているから今の体制で乗り切るしかない」
 また、西川社長がルノーとの資本関係について「協議する場を持ちたい」と方針転換しました。生き残りに向けて厳しいかじ取りが続きます。

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