災害級の大雨の恐れ 土砂災害や氾濫などに警戒[2019/06/30 11:51]

 レーダーによる解析を見ると、梅雨前線の活発な雨雲は本州付近に東西に長く伸びています。特に、熊本県には同じような場所に次々と雨雲が掛かり続け、大雨をもたらす線状降水帯が見られます。現在、九州から東北南部にかけての広い範囲に大雨警報が出されています。さらに、熊本県、大分県、石川県には土砂災害警戒情報も出されています。この後、予想される雨の量は多い所で九州北部は300ミリ、四国と九州南部は200ミリなどです。その後、来月2日にかけても九州南部で100ミリから200ミリの雨が予想され、大雨が長引く恐れがあります。西日本や東日本では土砂災害、川の増水・氾濫などに厳重に警戒して下さい。

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