リクナビ内定辞退予測の販売で学生向けのサイト設置[2019/08/21 06:18]

 「リクナビ」を運営するリクルートキャリアが学生の内定辞退率を企業に販売していた問題で、自分のデータが提供されていたか学生が調べることができるサイトを設置することが明らかになりました。

 リクルートキャリアは、運営するサイトの閲覧履歴をもとに学生の内定辞退の可能性を人工知能で予測し、学生に無断で企業に販売していました。ANNの取材では、データを購入した企業はトヨタ自動車、りそなホールディングス、京セラ、三菱電機など14社が明らかになっています。リクルートキャリアは、リクナビに登録する学生約80万人に対して23日から順次、学生が自分のデータを使用されたかを確認できる特設サイトへのリンクを記したメールを送るということです。リクルートキャリアは、販売した企業に対して学生の個人情報の削除を求めています。

こちらも読まれています