「育ててくれてありがとう」新学期前に“声”展示[2019/08/21 12:26]

 子どもの自殺が多くなる夏休み明けを前に、いじめなどで自殺した子どもたちと残された家族の声を集めた展示会が東京・港区で始まりました。

 会場には子どもの写真とともに「やさしい心が一番大切」「お母さん、いつもありがとう」「育ててきてくれてありがとう」などの子どもたちが自殺する前に残したメッセージが展示されています。また、「ごめんね、何も悪くないよ」「つらいけど会える日まで精一杯生きていくよ」など残された家族のメッセージも一緒に添えられています。運営に携わる小森美登里さんも20年前、15歳だった娘を亡くしています。
 15歳だった娘を亡くした小森美登里さん:「子どもたちは、なかなかつらいよと言わないと思う。何かつらいことがあったら我慢しないでね、一人じゃないよ、一緒に考えようと大人が子どもたちに伝えてほしい」
 展示会は31日まで予定されています。

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