「軍事的威嚇を伴った対話に興味ない」北朝鮮外務省[2019/08/22 13:04]

 北朝鮮外務省の報道官は韓国がアメリカ製のステルス戦闘機を配備したことを批判し、「軍事的威嚇を伴った対話には興味がない」との談話を発表しました。

 朝鮮中央通信は22日、韓国がアメリカ製の最新鋭ステルス戦闘機F35Aを配備したことやアメリカが中距離巡航ミサイルの発射実験をしたことを批判する北朝鮮外務省の報道官談話を伝えました。談話では「すべての問題を平和的に解決しようとする我々の立場に変わりないが、軍事的威嚇を伴った対話には興味がない」とアメリカや韓国との対話再開に消極的な姿勢を示しました。また、「物理的抑止力の強化に関心を払うのが現実的ではないかと考えざるを得ない」と核・ミサイル開発を続ける可能性も示唆しました。米韓合同軍事演習が20日に終了したものの、非核化を巡る米朝協議は再開のめどが立っていません。

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