台風19号 各地に甚大な被害 6県で死者11人[2019/10/13 12:05]

 台風19号は全国各地に甚大な被害をもたらしています。ANNのまとめでこれまでに11人が死亡し、15人が行方不明になっています。そして、河川の氾濫も相次いでいます。

 台風19号による大雨特別警報は全国の13都県に出されましたが、13日午前8時45分にすべて解除されました。ANNのまとめでは、亡くなった人は神奈川、千葉、埼玉、栃木、群馬、福島で合わせて11人となり、15人の行方が分かっていません。また、総務省消防庁によりますと、108人がけがをしています。
 河川の氾濫も相次いでいます。長野県では千曲川の堤防が決壊して周辺が冠水し、新幹線の車両基地にも水が来て新幹線が水につかってしまっています。気象庁によりますと、他にも東京と神奈川を流れる多摩川、埼玉の入間川、茨城の久慈川、栃木の荒川、福島の阿武隈川、宮城の吉田川などで「氾濫発生情報」となっています。
 交通でも影響が続いています。東海道新幹線は始発から運転をしていますが、JR東日本の東北・秋田・山形・北陸の各新幹線は運転を見合わせています。

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