1万2000戸以上が断水 茨城・常陸大宮市で復旧急ぐ[2019/10/15 11:57]

 茨城県北部の常陸大宮市では現在も1万2000戸以上が断水しています。15日朝になって断水が解消した地域では住民らが水を使って復旧作業を始めています。

 (秋本大輔記者報告)
 常陸大宮市南部の町、野口では13日から15日までの2日間、断水が続きました。断水は片付け作業にも影響を及ぼしています。しかし、午前6時から断水が解消し、家族総出で片付け作業が行われています。那珂川の堤防で決壊が起こりました。それにより、この地区の多くの家に泥を含んだ大量の水が流れ込み、水の供給元となる取水場が水につかってしまいました。これにより、水が使えない状態が続いています。この断水の影響で、川の水が引いた後も泥を流すことができなかったということです。泥は時間が経つと固まるため、多くの住人が水がない復旧作業の困難さを口にしていました。常陸大宮市内では現在も1万2000戸以上が断水しています。市は10カ所ある取水場の復旧を急いでいるということです。

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