眠気予測しドライバーと会話 トヨタがAI搭載EV公開[2019/10/16 10:03]

 今月下旬の東京モーターショーを前に、トヨタ自動車は自動運転機能やAI(人工知能)を搭載した新しいコンセプトカーを公開しました。

 トヨタ自動車が発表したコンセプトカー「LQ」は電気自動車で、高速道路などの特定の条件のもとで車がすべてを操作するレベル4といわれる段階の自動運転が可能です。さらに、トヨタが開発したAIエージェント「YUI」が搭載されています。車内の特殊なカメラで表情や動きを分析してドライバー自身が眠気を自覚するより前に眠くなると予測ができ、ドライバーが興味を持ちそうな話題で話し掛けるなどして集中力を保てるようにします。来年の東京オリンピックでマラソンの先導車両や聖火リレーの隊列車両として使用される予定です。25日から一般公開される東京モーターショーで展示され、一足早く東京オリンピックを感じることができます。

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