水戸市の浸水エリア 用水路や住宅など大規模捜索[2019/10/16 12:15]

 水戸市の那珂川周辺では大規模な浸水被害の行方不明者がいないか、16日午前から警察官100人の態勢で捜索が始まりました。

 (社会部・浦壁周平記者報告)
 午前11時から県警の機動隊員ら約100人による捜索が4つのエリアに分けて行われています。捜索隊は歩いて1軒ずつ住居や畑、用水路、田んぼなどを回り、逃げ遅れた人や連絡が付かない人がいないか確認をしています。実際に今、田んぼでは4人の警察官が背丈の高さほどもある稲の中に入り、棒でかき分けて捜索を行っています。現時点でこちらの地区では行方が分からなくなっている人がいるといった情報は入っていません。
 水戸市飯富町は最大7.2メートルもの浸水する被害がありました。今は水は引いています。地元の人によりますと、15日から16日にかけて大きく水が引いたということですが、足元は泥でひどくぬかるんでとても歩きづらい状況です。茨城県では現時点で2人が亡くなっていて、1人が行方不明となっています。捜索は午後も行われる予定です。

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