米下院「香港人権法案」可決 中国は対抗措置で牽制[2019/10/16 15:20]

 アメリカ議会の下院で「香港人権法案」が可決されました。これに対して中国は対抗措置を取ると激しく反発しています。

 アメリカ議会の下院は15日、香港に高度な自治を認める「一国二制度」が守られているかどうかアメリカ政府に毎年、検証することを求める「香港人権・民主主義法案」を可決しました。これに対して中国外務省は即座に香港関連の法案審議を中止し、香港への介入や内政干渉をやめるよう改めて求めました。さらに、「アメリカの誤りに対して中国は必ず対抗措置を取り、断固として自らの主権や安全、利益を守る」とアメリカを牽制(けんせい)しました。法案の成立にはトランプ大統領の署名が必要で、中国側は反発を強めています。

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