日韓局長級協議 徴用工問題は依然平行線[2019/10/16 22:22]

 韓国のソウルで16日、日本と韓国の外務省局長級協議が開かれましたが、徴用工などの問題は事実上、平行線に終わりました。

 外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長は16日、韓国外務省の金丁漢(キム・ジョンハン)局長と2時間余り協議しました。日本側の関係者によりますと、徴用工を巡る問題について最も長い時間をかけて議論したものの、韓国側から対応策などの新たな提案はなく、事態を打開するには至りませんでした。また、来週に予定されている天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に伴い、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が来日することも議題に上がりました。安倍総理大臣との会談について、韓国外務省の関係者は「ほぼ成立すると思っている」と述べています。

こちらも読まれています