茨城 水没の家から脱出の一家 浸水の恐怖語る[2019/10/17 02:22]

 台風19号の影響で久慈川が氾濫した茨城県常陸大宮市で、浸水が始まった後に避難して水にのまれかけた家族が取材に応じました。

 常陸大宮市の関直幸さん(47)の家は、決壊した久慈川の堤防から2キロほど離れています。台風の夜、12日午後9時50分に避難指示が出ましたが、高齢の両親と2台の車で避難したのは家の周りが浸水し始めた後の13日午前4時ごろでした。
 関直幸さん:「ここで(両親の乗った)軽トラが脱輪して…走れなくなってしまって。(自分の車を)バックして一回乗せたが、そこから水が増して車が動けなくなってしまって、避難して留守になっていた隣の家の方に駆け込んで」
 急激に水が増すなか、3人は偶然、鍵が開いていた住宅の2階に逃げ込んで別の家に取り残されていた88歳の男性とともに自衛隊のヘリに救助されました。
 関直幸さん:「後悔してる。普通に避難して準備だけして車でも移動しておいておけば」

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