手作業の不明者捜索続く 宮城の土砂崩れ現場[2019/10/17 11:53]

 宮城県丸森町では、手作業で土砂崩れによる行方不明者の捜索が続いています。自衛隊は重機を現地に運び込むことを目指しています。

 丸森町子安では17日午前10時から、宮城県警や山形県警などの警察官約100人がスコップを使って手作業で土を掘り起こしています。また、朝からは自衛隊が道路状況を確認しながら重機を現地に運び込むことを目指しています。この場所には大槻竹子さん(92)と利子さん(70)親子が暮らしていましたが、住宅は土砂に巻き込まれたということです。大槻さん親子のほか、親戚の男女2人もこの家にいたとみられていて、16日までに4人のうち2人が遺体で見つかっています。宮城県内ではこれまでに16人の死亡が確認され、3人の行方が分かっていません。

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