3人犠牲の千葉市2地区 土砂災害警戒区域の指定外[2019/10/27 12:35]

 25日の大雨による土砂崩れで、千葉市では2つの地区で合わせて3人が死亡しました。この2つの地区は土砂災害警戒区域に指定されていなかったことが新たに分かりました。

 千葉市緑区では2つの地区で住宅3棟が土砂崩れで倒壊し、3人が死亡しました。県と市によりますと、この2つの地区は土砂災害警戒区域に指定されておらず、そのうち女性2人が死亡した地区には避難勧告が出ていなかったということです。避難勧告が出ていた60代の男性が死亡した地区では、土砂災害警戒区域の指定に向けて12月に住民説明会が開かれる予定でした。千葉県ではこのほか、浸水した車の中に取り残されるなどして合わせて9人が死亡しています。

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