ガザからロケット弾200発 イスラエル空爆に報復か[2019/11/13 15:05]

 パレスチナ自治区のガザからイスラエルに向けてロケット弾約200発が発射されました。イスラエル軍による空爆への報復とみられ、衝突の激化が懸念されています。

 イスラエル軍によりますと、12日にパレスチナ自治区のガザからイスラエルに向けてロケット弾約200発が発射されました。ほとんどのロケット弾は迎撃されましたが、一部は車の行き交う高速道路に着弾するなど、複数のけが人が出ています。未明にはイスラエル軍がガザ地区を空爆してイランとのつながりが指摘される過激派組織「イスラム聖戦」の司令官を殺害していて、その報復とみられています。イスラム聖戦は「パレスチナへの宣戦布告であり、敵はその全責任を負う」との声明を出し、さらなる報復を警告するなど今後、衝突が激化する可能性が高まっています。

こちらも読まれています