ロシアを新たに入国拒否の対象へ 感染者急増で[2020/04/22 16:43]

 日本政府は、新型コロナウイルスの感染者が急増しているロシアを新たに入国拒否の対象に加える方針を固めました。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、日本政府はアメリカやスペイン、イタリアなど70以上の国や地域からの外国人の入国を拒否しています。そのうえで、感染が急拡大しているロシアのほか、中東の複数の国を新たに入国拒否の対象に加えることで最終調整を進めていて、来週にも国家安全保障会議を開催して決定する方針です。また、これらの国については、日本人に向けた「感染症危険情報」を渡航中止を勧告する「レベル3」に引き上げることにしています。さらに、政府は入国拒否の対象となっていなくても現在、発給済みのビザの効力を停止する措置を取っている国や地域については今月末までの期限を延長することも検討しています。

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