茂木外務大臣 日英貿易交渉の状況を自民党に報告[2020/08/11 19:17]

 茂木外務大臣は自民党議員らに対し、大詰めを迎えているイギリスとの経済連携協定の交渉状況について報告しました。

 茂木外務大臣:「日英両国間の貿易拡大の一層の繁栄につながることで、年末には英国とEU(ヨーロッパ連合)の間に協定が切れてしまう。来年1月1日の発行を目指して、残された作業を加速させることで一致をしました」
 EUを離脱したイギリスとの新たな通商協定を巡っては、日本が輸出する自動車の関税を2026年に撤廃することなど、大筋で一致しています。ただ、イギリス側が求めている日本が輸入するチーズの輸入枠の設定などを巡って交渉が難航しています。出席者によりますと、政府からは交渉にあたり「日・EU経済連携協定の枠を超えない」という方針が示されたということです。日英両政府は今月末までの大筋合意を目指していて、来年1月の発効に向け、10月にも臨時国会を召集して国会での承認を求める方針です。

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