韓国・元慰安婦の支援施設で寄付金不正 調査団報告[2020/08/11 22:50]

 元慰安婦の女性が暮らす韓国の支援施設で、寄付金の大部分が女性らへの支援とは別の用途に使われていたことが分かりました。

 元慰安婦の女性らを支援する施設「ナヌムの家」は、5年間で約8億円の寄付を受けましたが、このうち実際に女性らに対して使われたのは2000万円ほどでした。残りは、土地の購入や追悼施設の整備などに充てられたということを自治体などで立ち上げた調査団が明らかにしました。また、調査の過程で、施設の職員が元慰安婦に「どこかに捨ててしまうよ」などと言葉による虐待をしていた事実も判明しています。元慰安婦を巡っては、別の支援団体の「正義記憶連帯」にも寄付金不正疑惑が浮上し、検察が捜査を続けています。

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