モーリシャス沖で座礁 日本の貨物船の亀裂が拡大[2020/08/12 06:21]

 インド洋の観光地「モーリシャス」の沖合で日本の貨物船が座礁して重油が流出している事故で、船体中央部の亀裂が拡大し、甲板にまで達していることが分かりました。さらなる被害の拡大が懸念されています。

 ANNが入手した11日に撮影された日本の貨物船「WAKASHIO」の映像では、船体に大きく開いた裂け目が水面の下から甲板にまで伸びているのが分かります。また、裂け目は複数、確認できます。前日の映像と比較すると、明らかに亀裂が拡大していることが分かります。モーリシャスのジャグナット首相は「今のところ油の流出は止まっているが、亀裂の拡大で船が分断されればさらに漏れ出す恐れがある」と話しました。

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