日航機墜落事故から35年 遺族ら分散し慰霊登山[2020/08/12 10:36]

 520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故から12日で35年です。遺族は朝早くから群馬県上野村で事故現場に向けて慰霊登山をしています。

 1985年8月12日、日本航空のジャンボ機が上野村の御巣鷹の尾根に墜落し、乗客乗員520人が犠牲になりました。事故から35年となる今月12日、遺族らは犠牲者に思いをはせ、山を登っています。
 姉を亡くした男性(58):「『今年も来た。来年もまた来る』と言いました」「(Q.(コロナの影響で)規模が縮小されたが?)しょうがない、これだけは…どうしようもない」
 今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で恒例の灯籠(とうろう)流しが中止になり、夕方に行われる追悼慰霊式は規模を縮小して行われます。慰霊登山も密を避けるため、参加者が集中しないように日程が5日間に分散されています。

こちらも読まれています